昭和３０年代に始まったバラ生産は県内でもトップクラスの生産量を誇ります。土の力を最大限に生かした土耕栽培を中心に高品質なバラを約１００品種以上栽培しています。

平塚のトマト栽培は昭和３０年代から始まり、現在では県内有数のトマトの生産量を誇ります。完熟系の品種を中心に甘みと酸味をほどよく兼ね備えたトマトを栽培しています。

平塚は県内最大のきゅうり産地です。神奈川県の品評会では常に好成績を収めており、各生産者は高品質かつ安心・安全なきゅうりの生産に努めています。

平塚のいちご栽培は昭和初期から始まり、長い歴史の中で品種や栽培方法を変えながら、高品質のいちごが作られてきました。現在は大粒品種を中心に栽培されています。

昭和３０年頃、市内で生産が始まり、県でトップクラスの生産量を誇ります。また環境保全型農業に取組み、市場でも高い評価を得ております。

平塚の地付きアジは脂がのって黄金に輝き、金アジと称され珍重されています。沿岸に多く分布するしらすやアミエビ類の小型の甲殻類といった豊富な餌を食べるという生活環境から１年中丸みを帯びています。岸から2ｋｍの定置網で漁獲、陸地に近いので鮮度抜群で出荷されています。

山中湖を水源とする相模川は、富士山麓の栄養を相模湾にもたらしてくれます。湘南しらすは、それを糧に増殖するプランクトンを食べるために沿岸に近づきます。漁師たちは獲ってすぐに氷でキッチリ鮮度管理、出荷販売をしています。平塚に住んでいるからこそ、味わえるおいしさをご堪能ください。

シイラは日本沿岸を広く回遊する回遊魚で、大きい物は２ｍ近くまで成長します。見た目の厳つさに反して、その身はピンク色の淡い赤身の淡泊魚で、酢味噌で頂くお刺身やカルパッチョ、フライ等、郷土料理として珍重されています。平塚のシイラは、しらすやカタクチイワシといったイワシ類など豊富な餌を追いかけ、平塚の沿岸に夏場を中心にやってきます。定置網や一本釣りで漁獲します。